こ、ろ 人間の業

  1. 愛知県瀬戸市で

美容師/心理相談/経営相談の活動をしている

藤谷です。

 

夏目漱石の名作です

 

内容はちょっと

学校の教科書に載せるには

テーマが重い苦笑

 

ネタバレすると

 

内容を端折りに端折ると

男が2人いて女が1人いて

 

男Aが男Bに女のことが好きだと告げたら

 

男Bはそれまで女に特別は感情はなかったのに

男Aを言いくるめたのち

 

男Bはまさに横取りするように

男Aに黙って女にプロポーズします。

 

で、女は特にどうということなく

OKがでて結婚が決まったのですが

 

もちろん男Aは2人が結婚することを

後から知り

 

傷心のあまり自殺してしまい

 

それを受けて男Bは生涯罪の意識に苛まれ

 

後年、交流を持つことになる若い学生に

この件を遺書に綴って自殺する、

 

という、やるせない話です。

 

「人間の業」というやつなんですけど

 

これは現代風で言えば

「マウンティング」です。

 

他者より優位に立ちたいという

人間の本能ですね。

 

「人より幸せになりたい」

というのはまだしも

 

「あいつが自分より幸せになるのが許せない」

となると、

 

相当歪んでしまっています。

 

人と比べてしまうのは

今の自分に納得がいってないから

 

人と比べてしまうのは

自分に自信がないから

 

人と比べてしまうのは

自分が幸せじゃないから

 

人を不幸にして手に入れた幸せは

本当の幸せじゃない

当人が一番わかってることなのです。

 

人と比べるのはやめよう

 

どうなったら自分に納得するのか考えよう

どの方法でその納得ができるのか考えよう

 

他者を気にかけるのは

それからでも遅くはないのです。

 

 

 

 

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