潜在意識、深層心理/私的正論論
愛知県瀬戸市で
美容師/美容室経営/店舗、個人事業主、フリーランス向けウェブ制作/心理相談/個人事業主、フリーランス専門の活動、経営相談/
の、活動をしている藤谷です。
おはようございます。
昨日、なぜか「論語」を読みました。
すごい端折って説明すると、2500年くらい前の中国の「孔子」という偉い人が話したことを弟子が編集した本です。(端折らなくてもこういう説明になるか)
割と有名な言葉だと思われる「過ぎたるは及ばざるがごとし」というのは孔子の言葉です。これもすごい簡単に言うと「何事もほどほどが良く、いき過ぎは足らないのと同じことだよ」ということです。
東洋文化における古典中の古典で、西洋でいえば「聖書」みたいなポジションです。
お釈迦さまやイエスさまの言葉と同じように、本質を突いた本物の言葉は2500年経っても語り継がれるものなのです。
読んでおくこと自体は大切なことです。
内容としてはまさに「正論のオンパレード」です。
「正論」とは一般的な社会感覚がある人なら大抵反対のしようがないことです。
「そりゃまあ、そうだよね」と言わざるを得ないことです。
ただ、今現在は正論で満ち溢れた本などあまり喜ばれないし
正論ばかり振りかざす人は逆に何も考えてませんし、大抵嫌われます。
面白いのは正論はそれとして、そこからいかに自分なりに考えることができるか、です。
正論ばかり吐いて嫌われるのは、何もしてない、何も成し遂げてない人です。
その人が人生ですいもあまいも経験して、出てきた答えであればいいのです。
「浮気は良くない」という正論があるとします。
パートナーに浮気されて辛い気持ちになった。もしくは逆に浮気をしたことがバレて大変な思いをしたなど(どう大変なのかは人によりますが)。
どちらの立場からでも実際に経験した人であれば説得力があります。
これが男の子とロクにデートもしたことがないような女子中学生にテレビやネットで見たことそのまま「浮気は良くないよ」と言われたら、おまえに何がわかるんだよ、となります。
イチロー選手に努力が大事と言われて反論する人はあまりいないと思います。
無職の引きこもりに努力が大事、と言われてもおまえが言うな、となります。
SNSでやたらいい言葉ばかり投稿する人を見てると辛いです。
何者かわからない人に正論言われると人は本能的に拒否反応を起こします。
正論を語るのが悪いのではなく、正論を語れるようにまずは為すべきことをしましょう。という正論を述べたいと思います。
孔子のこんな正論
「どこかで聞いた善いことばをそのまますぐに受け売りで話すものは、それを身につけることをしないのだから、結局は徳を棄てていることになる。」