潜在意識、深層心理/グチと相談の違い
愛知県瀬戸市で
美容師/美容室経営/店舗、個人事業主、フリーランス向けウェブ制作/心理相談/個人事業主、フリーランス専門の活動、経営相談/
の、活動をしている藤谷です。
仕事ということもありますが、個人事業主の活動相談や恋愛相談に乗る機会があります。
その時によく感じることがあるのですが、
相談なのかグチなのかがわからないときがあります。
もう少し言うと、相談者さんが相談してるのかグチってるのかがわかっていないときがたくさんあります。
ちょっと変な例えですが
ある女性が彼氏に二股かけられたとします。
このときに
「彼に二股かけられてとても悲しい、どうしたらいいでしょうか?」
と、言われても、どうしたらいいか決めるのは相談者さんですし
フリーランスさんでも
「なかなか売上があがりません、どうしたらいいでしょうか?」
と、言われても、どうしたらいいか決めるのはフリーランスさん自身です。
この二つの質問に対して私はどちらにも「そうなんだ、大変だねえ」としか言えません。
この質問は相談ではなくグチです。
グチる、というのは自分がどうしたいのかわからずに彼氏に二股かけられていることに対して何も行動しようとせずに悩んでいる状態です。
グチに対して解決案を言うと相手は怒ります。
これが、「彼に二股かけられている、私は相手の女を追い払って私に振り向かせるには何をしたらいいか?」とか、「とっとと別れようと思うけど、最後に彼にギャフンと言わせるにはどうしたらいいか?」だと解決案を提案できるのです。少なくともこの質問の仕方だと「そうなんだー、大変やねえ」とはなりません。
フリーランスさんの場合でも、「売上があがらなくて困ってるんですけど、どこを改善したら売上があがるでしょうか?」と聞かれればこちらも集客の状況とか単価などいろいろ聞き出しながら解決に向かえます。
相談するのとグチってるのと区別がつかない人行動しません。
相談する、というのはそのあと行動するのが前提です。
グチは抽象的で、相談は具体的です。
ちなみに言うと、特に女性が話を聞いてほしいという場合に、男はグチなのか相談なのかをよく見極める必要があります。
女性のグチに対して男が解決案を被せると女性が機嫌を悪くする、というのは、私自身が散々身をもって思い知った事実であります。