潜在意識、深層心理/ビジネス書は鵜呑みにすべきでないか
愛知県瀬戸市で
美容師/美容室経営/店舗、個人事業主、フリーランス向けウェブ制作/心理相談/個人事業主、フリーランス専門の活動、経営相談/
の、活動をしている藤谷です。
こんな本を見かけました。
「かわいいままで年収1000万〜ゆるふわキャリアで仕事もプライベートもうまくいく」
見かけた、というのは中身は読んでいません。
表紙を見た瞬間に胸焼けを起こして、中身を読むのが恐ろしかったからです。
ただ、私は別に「年収1000万なんて、ゆるふわで稼げるほど甘いもんじゃねえ!」みたいな、そういう退屈なことを申し上げたいわけではありません。
中身は読んでないのですが、この本の著者が本で書いてあることを実践して年収1000万を達成したであろうことは基本ウソではないと思います。
なぜなら出版業界は大変な不況なようなので、あからさまなウソを書いても売れません。
この著者を詐欺師呼ばわりする意図は全くないことを最初にお伝えしたいのですが
ビジネス書とは基本的に「著者の自慢話」だと思って読めば違う見方ができると思います。
どうやってうまくいったかを基本綴るだけなので、その裏側、というか向こう側までは当然書いていません。
例えば「好きなことだけして成功しよう」みたいな文章があります。
大抵、「あ、そうか好きなことだけやってればいいのか」と読んでしまいがちです。
が、「好きなことだけして成功しよう」の隠れた下の句「そのためには嫌なことや辛いことから逃げちゃだめだよ」とはなかなか読めないのです。
だけど、それをまんま言っちゃうと売れないのです。
つまり「成功するために努力しよう」なんてタイトルでは当たり前過ぎて売れないのです。
「楽で得」を求める人間心理を利用するのがマーケティングです。
「ゆるふわ起業で楽々成功♡」みたいなのにつられるキラキラ起業家に憧れるアホな人種にはたまらないタイトルなのです。
中身を読まなかったのは多分普通のことしか書いてない、まあ、だいたいどのビジネス書にも書いてあるようなが容易に想像できたからです。
その辺を踏まえた上でこの手の本を読んでみると違った面白さがある…かもしれません。