潜在意識、深層心理/値切ると得するのか?

愛知県瀬戸市で

美容師/美容室経営/店舗、個人事業主、フリーランス向けウェブ制作/心理相談/個人事業主、フリーランス専門の活動、経営相談/

の、活動をしている藤谷です。

 

あなたは何かを買うとき、何かを依頼するとき、何かのサービスを受けるときに「値引き交渉」しますか?

 

もちろん、人間ですから少しでも安く済ませたいですし、同じものなら高いより安い方がそりゃいいです。

 

私だって買いたいものや受けたいサービス、依頼したいものが想定より安かったら嬉しいです。

 

でも、提示された金額が思ってたより少し高いと多少は考えますが、本当に必要だと判断したらやはりお願いすることがほとんどです。

 

その場合に値切り交渉はせず、提示された金額を受け入れます。

 

何故なら、その金額はその相手が自分の商品やコンテンツにはこれだけの価値がある。と、自信持って提示してるわけです。

 

美容室の料金も一緒です。

 

高い、と思うなら買わなきゃいいだけです。

 

「もうちょっと安くなりませんか?」は実は悪魔の言葉です。

 

実を言えば相手にすれば「安くする」ことなんていくらでもできます。

 

例えば家を建てる場合でも、もともと3000万円の家を2500万円まで交渉で値切ったとします。

 

この場合500万円得した、と思うかもしれません。

 

ですが、その場合500万円分その家のクオリティが下がります。

 

手抜き工事される、粗悪な原材料を使われる、などです。

 

基本的にたまにあるボッタクリなどを除けば、料金設定にはちゃんと設定した側なりの根拠があります。

 

美容室の場合でも、(私の場合は)これだけのことをやるのだからこれだけはいただきたい。と、ちゃんと私なりに根拠があって料金設定してます。

 

以前、「お宅のところで縮毛矯正してほしいけど、わたしには高い。もうちょっと安くなりませんか?」と、問い合わせがありました。

 

私はあえて、「でしたらお金はいりません」と言いました。

 

すると相手は「いや、さすがにタダでは悪いので少しは払います」と言ってきました。

 

心理的にいうと、「値切られる」というのはとても不快感を覚えます(大阪など値切るのが前提みたいな地域は別ですが)。

 

値切った料金で成約したとしても、値切られた側は値切った差額分、いや、それ以上必ず手抜きをしますし、値切ってくるような人をお客さんとして大切にしたい人はいません。

 

値切った差額分手抜きされても値切った側は文句は言えませんし、文句を言ったとしてもただの厄介なクレーマーとしてあしらわれます。

 

結局、値切りして得したように見えてかなり損しているのです。

 

とはいえ、予算の都合などでどうしても提示された金額より安く済ませたいときもあるでしょう。

 

そんな時は「高いから安くして」と値切るより

 

「足りないのはわかってるんですけど、今、予算がどうしてもこれだけしかありません。でも、どうしても引き受けて欲しいんです、お願いします!」

 

と、支払える限界金額をあえて提示して堂々と言った方が実は相手をいやな気分にさせることなく値下げしてもらえる可能性が高いです。(可能性が高くなる、というだけです。)

 

どちらも値下げさせることにはかわりありませんが、言い方ひとつで状況はかわるものです。

 

 

 

 

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